家庭教師会社の選び方 こんな会社やセンターには要注意

家庭教師には大きくわけて、個人契約と派遣業者が間に入っての仲介があります。ここでは家庭教師の派遣会社の見分け方について解説します。

契約形態

家庭教師派遣会社の中には、教材販売をしたり、ローンを組ませたり、長期契約になっているところもあります。できれば月謝制の方が安心です。教材やチケット制、ローン利用の場合は内容をよく把握し、解約の手続きなども確認しましょう。

個人契約の場合も金銭のトラブルが多いので、支払いは後払いがよいでしょう。

参考QA 解約について , 教材ローン , 個人契約のトラブル

サポート体制について

家庭教師の派遣会社の中には、「万全のサポート」をうたいながら全く何の管理もしない会社もあります。これでは個人契約に比べて割高な費用を支払った意味がありません。ひどいところになると静岡県内に事務所がなく、派遣する先生(学生アルバイト)と面談もしたことがないというケースもあります。

体験授業について

最近、無料体験授業を売りにする会社が増えましたが、面談にくるアドバイザーが「学生」であるところも多いようです。(1人お客さんを入会させると歩合給が入る)無料体験といいながら、自社の担当者を派遣しないので、実質何もしないのと同じです。インターネットの普及でメール1本で派遣をすませてしまうところもあるようです。

プロ家庭教師「何のプロ??」

最近よく耳にするようになりましたが、何を持って”プロ”と呼ぶのかはっきりした規定(資格)はありません。聞こえはいいですが、単なる「社会人のアルバイト」でもプロと言えてしまいます。中には社員の家庭教師を派遣してくれるところもあるようです。

チェックポイント! ここを確認しよう!

1.担当者(相談窓口)が社員であるか?
2.学習方法について、担当者の提案があるか?
3.教師の派遣以外にどのようなサポートがあるか?
4.授業以外にかかる費用は?(教材、交通費など)

授業以外の時間が大切

個人指導とはいえ、授業だけの時間で成果を出すのはたいへんです。家庭教師の時間以外の時間の使い方が重要になってきます。
良いセンターは「授業以外の時間」の活用方法も考えてくれます。

また進学塾などに比べると、受験対策の情報は少なくなってしまいます。
そのあたりのアドバイスまで期待できるかもチェックが必要です。

派遣会社によっては学力テストや模擬試験などをやってくれるところもあるようです。